FacebookがCoinbaseと合同で新たなブロックチェーンチームを結成

Facebookは仮想通貨業界を牽引できるのか!?

FacebookがCoinbase(コインベース)の取締役会を率いてブロックチェーン技術に関する新たなチームを結成する。

このチームは、Facebookのメッセンジャー事業部長であるDavid Marcus(デビット・マーカス)氏が中心となり、数十人以下の規模で立ち上げる予定だ。

ちなみに世界的に人気のあるInstagram(インスタグラム)のエンジニアリング部長James Everingham(ジェームス・エバーエンガム)氏や、おなじくインスタグラムの製品担当部長であるKevin Weil(ケビン・ワイル)氏もこのグループに入っている。

PayPal(ペイパル)の元社長という経歴を持つMarcus氏は、これまでFacebookのメッセンジャー機能の構築を指揮し、顧客サービスの向上などに努めてきた。

そして去年12月からは、アメリカ最大の仮想通貨取引所であるCoinbaseの取締役会にも参加していたのだ。

このような動きの背景には、Facebookが独自の仮想通貨を提供するのではなく、いかにブロックチェーン技術を最善の形で顧客サービスへと活かしていくのかを模索しているという意図がある。

その方針に伴い、Facebookはここ15年間で最大規模の役員刷新をはじめとした人事再編を発表していたという。

また、Facebookの創設者で最高経営責任者であるMark Zuckerberg(マーク・ザッカーバーグ)氏は、新年の個人的な挑戦として「仮想通貨技術に関する勉強」を挙げており、会社の新たな取り組みとしても「分散型技術(ブロックチェーン)」の研究を行う意向を示していた。

一方でFacebookは詐欺的な金融商品やサービスの宣伝活動を行う場所になっているとして、ICOや仮想通貨に関する広告を今年初めに禁止している。

原典:「Facebook Taps Coinbase Board Member to Lead Blockchain Initiative

ここまでの内容と考察

Facebookがブロックチェーン技術に関する新たなチームを立ち上げたという今回のニュース。

ここ数年で仮想通貨やブロックチェーンという言葉は世界的にも決してマイナーなものではなくなり、一般の人々でも聞き覚えのあるものとなりました。

しかし、未だ人々にとっては仮想通貨業界に対する胡散臭さというものが少なからず残っているのも確かです。そんな中、Facebookのような知名度を持つ企業がブロックチェーン技術を活用していくことで、仮想通貨業界に新たな信頼性がもたらされるでしょう。

これからも様々な企業が、さらなるサービス拡大やより大きなビジネスチャンスを求めてますますブロックチェーン技術を活用する動きが活発になることが考えられます。

そして、それとともに仮想通貨業界の覇権争いも激化していくことでしょう。Facebookもまたそのような新しい技術に伴った競争の一角に名乗りをあげたのです。

今後のブロックチェーン技術、そして仮想通貨業界に目が離せません!